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極み酸性ストレートについて杉山タダスケ詳しく書きます。※追記あり 更新2024 1/16
こんにちは杉山です
極み酸性ストレートについて少し書いていきますね
最近よく聞く酸性ストレートの進化版と思ってください。
2種類のストレートの違いは何か??
〇通常のストレートパーマ
こちらはPHがアルカリ性で出来ていて
この薬剤反応が膨潤と軟化という作用で髪のキューティクルを開き薬剤を浸透させて
反応させるやり方で反応スピードもかなり速く
ダメージヘアや1度ストレートをやっているとこにはかなり繊細にやらないといけません。
正直難易度が高い場合も多々ありお断り案件も多数あったりしたので
多くの方に対してアプローチしにくい、オススメしにくいこともあり
気をつけないとシャキン真っ直ぐ過ぎに仕上がったり
毛先がダメージでチリチリなってしまうという難点もありました。
〇極み酸性ストレートとは?
なんだかこの聞き覚えのない名前
進化系のストレートパーマ【極み酸性ストレート】
ざっと簡単に説明すると髪へのダメージを最小限にして施術するやり方です
ちょっと詳しく言うと髪のPH(ペーハー)に近い領域やもっと低いPHで施術していきます
それは髪自体が居心地いい環境で反応などが起きる(還元作用)のでダメージが起きにくいのです。
髪自体は通常PH(ペーハー)が4.5~5.5、極み酸性ストレートは大体PH4.5~5.5でやっていきます。
このPHは髪にとっては居心地のいい感じの数値です。
ダメージがひどい場合はPH4辺りでの薬剤で施術してチリ付きや毛髪のダメージを防いでいきます。
※追記 2024.1月現在はPH4~の低めに設定してより安全に
いかにダメージを少なくできるか?を考え髪のことを考えてやっています。
Q極み酸性ストレートは強い癖も伸びるの??
A.強い癖毛さんにも対応していています。
写真のように柔らかく艶のあるサラサラの髪にできます
クセの強さや細かさによっては通常のものと組み合わせてやりますが
きちんと髪の状態を把握して薬剤選定すれば問題なくサラサラの髪へなりますのでご安心下さい。
Qそれぞれのメリット、デメリットは何ですか?
A、デメリットは
通常のストレートの場合(アルカリ)
・ダメージヘアに向いていない
・髪が固くなってしまう事がある
・★真っ直ぐになりすぎる
・★前髪にかけると浮いてしまう
極み酸性ストレートに関しては通常のストレートより時間がかかる(+30分)
健康な髪でクセの強い方はお勧めできません、ダメージヘアに適しています
あとは価格が高いという点です。
A,酸性ストレートのメリットは
・極み酸性ストレートは明らかに質感が違う、柔らかい、しっとりしている。
・かなりのダメージ毛にも対応出来る
・髪質が柔らかくなる
・丸みがあるストレートにできる
・前髪が浮かない
・酸性領域での施術なので毛髪がキュッと締まって
細い髪や加齢毛で細くなっている方が酸性の薬剤反応によりハリコシが自然に出る
A.通常のアルカリストレートは
ダメージの少ない強いクセ毛に対応している事が最大のメリットです
真っ黒で健康でダメージがない髪へ適しています
酸性ストレートは何故髪にハリコシがでるのか?
先ほどメリットで説明したハリコシが出るに関しては
皆さん知らないと思いますが髪内部では結合されていない結合があって酸性領域でストレートをかけると
その余っている結合を再還元してくっつける作用が働いてくれるのでハリコシが出る現象が起こります
逆に自然なふんわり感、ボリューム感が作れるのでペタンコになりません
いつも普通のストレートパーマでトップがペタンコになる方にとっては嬉しいことですね
だからと言ってボリュームが出すぎるとかはないです。
前髪やトップのペタンコで悩んでる方にお勧めですね。
柔らかくストレートパーマをかけるのにどうして強いクセも伸びるのですか?
極み酸性ストレートはしっかり伸びます大丈夫です。癖が強い場合は通常のストレートと組み合わせたり
酸性域で薬剤コントロールしたり薬剤の使い分けをしっかりやれば伸びない癖毛はほとんどありません
薬剤選定とアイロンのやり方ですね。
ただ、縮毛でチリチリで細かいウェーブのクセの方はクセの弱い方に比べて丸みを出せるのが少し難しいですが
多少の丸みはつけられますのでご来店際に担当者と相談して長さ設定をして下さい
その際はあまり短くしない方が柔らかく丸みを感じるヘアスタイルにできます。
アイロン操作について
まとめ